1968-12-19 第60回国会 衆議院 決算委員会 第2号
そしていわゆる法務省関係の予算を有効に、歳入をはかって、そして私は収容者に対するもっとあたたかい——先ほど南方米の話も出ておりました。またある収容施設はいまだに上水道がなかった。予算がないので上水道ではなくて、その辺の水を引っぱってきて、かってに自家消費しておった、そういう話であります。私はもっともっと改善する——先ほどから何回か同僚委員もおっしゃっておられましたけれども、人権宣言の年である。
そしていわゆる法務省関係の予算を有効に、歳入をはかって、そして私は収容者に対するもっとあたたかい——先ほど南方米の話も出ておりました。またある収容施設はいまだに上水道がなかった。予算がないので上水道ではなくて、その辺の水を引っぱってきて、かってに自家消費しておった、そういう話であります。私はもっともっと改善する——先ほどから何回か同僚委員もおっしゃっておられましたけれども、人権宣言の年である。
いまは、たとえば刑務所におきまして米を食わしておるのはいわゆる南方米が相当ありますね。
南方米を持ってきて日本の内地米にかえるなどということは、とうていできることじゃないと私は思っておるのです。けれども、先ほどのお話のように、今年はいいのですが、将来南方に非常に余剰米ができた場合に、やはりその米は買ってやらなければならぬではないかということは考えておかなければならぬ問題だ。そこで、私はそういうものは原料にしたらどうかということを実は考えておる。
ただ、南方米というものが華僑の手に握られておって、その国の政策より華僑の力が強いものだから、そこで白米にむいてこっちに輸送するということが一つと、米に適合する輸送船を持たないで、それで船倉の下の方に積んでくるものだから、油のにおいをもって、ああいう南京米特有のにおいがするのであって、向こうに行ったら、むしろ日本米式のまる米と称するものの方が価格が安いのですよ。日本でいえば四等米のたぐいに当たる。
○前谷証人 私の在任当時におきましては、当初は南方米、特にタイ米、ビルマ米が中心でございましたので、その点におきましては、そういうことになっておろうかと存じております。
なぜアメリカはテキサス米を売ろうとするのか、あの非常に品質の悪い南方米とあまり変らぬようなものを、またなぜそんな悪い米を、いつも品質がいいとか悪いとかいうことを農林大臣は口実にされておりますけれども、テキサス米は有名な悪い米です。それを百六十ドルも百六十五ドルも出して買わされるということは、私は非常な矛盾だと思います。断わっていいと思います。
南方米なんかと同じになるのですか。どういうことになりますか。
そういう諸般の事情は十分検討いたしまして、ちょうど昨年から南方米については、黄変米等のいろいろな問題が出ておりますし、ことしは、先ほど申し上げましたように、本会計年度特別会計として百三十万トン余りも要るということになりました。
また今申したことと当然関連することでございますが、現在の南方米の買付の方式、現地における買付の機構、買付に当っての検査の方式などの諸点についてもあわせて検討することといたしました。
これが帰つて参りまするのが十二月の中旬以降に相成ろうかと思いまするが、その調査の結果を待ちたいと考えておりまするし、又現実に対ビルマの出廻りは二月以降に相成るかと思いまするので、南方米の買付につきましては、そういう考え方で調査の結果を待つて具体的な買付計画を実施いたしたいと、かように考えておる次第でございます。
従いまして、普通の南方米でございますると、百五十ドル見当ということになつております。ただ今般タイとの折衝におきましても、従来我々といたしましては二五ブロークンのものまで買つておつたのでありますが、これを一〇%ブロークンのものに上げたいというふうな形で、品質向上を是非外米の場合におきましては強力にやつて参りたいということで交渉いたしております。
南方米であるとか、イタリー米であるとか、その結果どうなんだ、だからこうなんだという親切な心遣りがないので、いきなり船の入港をとめるとか何とかというおどかしで出ているという点が私は非常に遺憾だと思うのです。官僚のやり方は全く怪しからんと思う点が多々ございますから注意して欲しい。
ですから今後の措置としては、タイとかビルマとか南方米を買いつける場合において、毒素の含有がどうであるかということの分析と確認は、どうしても今後事前措置として必要になつて来るというふうに考えるわけであります。現在の買付方式というものは、政府が特定の商社を指定して、それに買いつけさせておる。しかも一等級、二等級という優良の米質のものは買いつけておらぬような状態であります。
ですから今後契約を改訂する場合においては、強硬な方針で、南方米の買付等に対してはこちらの方針を打出すべきである。それがいれられない場合においては、これこれの市場をわれわれは開拓してここで解決するというようなはつきりした態度がとり得ると思いますが、それはどうですか。
この場合におきましては、これは南方米と全然かわりがなかつたのであります。従いましてこういう品物が中共米であるということになれば、これは南方米と同じ考え方で対処しなければならない。
更にビルマ米なりタイ米の黄変米につきましては、いろいろ取引条件の改善ということがありますが、要するに南方米については、あの菌がつくということは避ける方法がないのかどうか、若しあるのならそれについて、幸いにビルマのほうはウ・チヨウ・ニエン氏あたりが見えているわけですから、この機会に……、ウ・チヨウ・ニエンさんの見えられておる目的は、ただ賠償問題だけでなしに、もつと広範囲のように声明では受取れるわけですが
それはやはり南方米と同じで、黄変菌も発見されている。おそらく片島さんの言われるのは北支米のことでありましよう。北支米は事変中に日本の技術者が日本の内地の品種をあそこへ移植した。それがおそらく今日も続いて栽培されているのだと思う。三品種ぐらい入つておるそうでありますから、おそらく今混合しているのじやないかと思う。これはまつたく純内地米として品質も非常にいい。
それでは一体どのくらいの余剰力があるか、三十万トンというお話はどういう根拠か存じませんけれども、私どもとしましては、とにかく南方米に何も毒があるとかないとかいうことでなくても、国民の食嗜好にあまり歓迎せられないというこの事実はもう大前提であるわけでございますから、従つて内地米に近いような米を、いくらか割高でありましても買い込みたいというのは偽らざる私どもの考えでございます。
○楠本説明員 戦前におきましてもしばしば大量の南方米が入つたことがございます。これを私でも米屋等に聞いてみますと、その当時でも黄色く固まつたような米がたくさんにあつたということでありますが、その当時は何もわかりませんから、それらの米は再搗精するなりして食べておつた。
ところが外米というもの、あるいは南京米、南方米というのは、日本米とはおよそ違つたものであります。これを日本米と同様に取扱うということは——管理法では同一に取扱つておりますけれども、ああいうものは愚の骨頂であると思います。ただ米という名が同じであるがゆえに、ただ名にとらわれて経済の実質を無視したところの政策であると私は思うのです。
ただ私も南方米を輸入するなら、もみを輸入することがいいということです。 それから今の川俣君のお考えは、私は全面的に賛成でございます。どうしてもそういうふうに持つて行くべきものである。日本の麦政策というものは、昭和八年の小麦増産計画から、農事試験場初めあらゆる農業技術その他の農業関係は、小麦、の増産に奔走した。そうして大麦、裸麦は減らそうとした。
ところが南方米のビルマ米、タイ米などでございますと、形も違いますが味が非常に悪うございまして、この外米のほうは内地米にまぜてそれを食べる、この外米の配給最が二月からは丁度内地米と同じ量になりました。内地米が七日分、外米も七日分くらいになりました。そういたしますと家庭へそれを配給しましたときに内地米五割、外米五割で炊きましたのでは、これはとても頂けない。